本日、12月30日をもちまして、2021年令和3年の営業を終了させて頂きます。
本年は、1921年に祖父滋次が創業した当社も100年を迎え意気揚々とスタート致しましたが、昨年来からの新型コロナウイルス感染症の終息は見えず、変異株による再拡大と緊急事態宣言の再発出で日本全体が重苦しい雰囲気の中での一年でした。また、当社の主原料・副原料の高騰が続き、特に、当社の主原料である良質のスケソウダラの漁獲減少も大きく響く年でした。後半にかけては原油高や世界的な供給不足による資材等の値上げラッシュもあり、大変厳しい一年となりました。
しかしながら、永年の研究からの無添加製品の学校給食での需要は、好調に維持し新しい包装形態の確立でより安全な製品供給で各自治体様との信頼関係の構築がより強固なものとなった一年でもありました。
ピンチはチャンスとの言葉があるように、今の時代に即したなかで、何ができるのか・・・を社員と共に考え行動へと移す重要性を再認識いたしております。当社の製品をご愛顧頂いています、全てのお客様に引続き安心してお求め頂ける製品造りと安定供給を目指して2022年も全力で駆け抜けて参りたいと存じます。
本年も沢山のご愛顧を賜り心からの御礼と感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。来る、2022年も皆様にとりましては素晴らしい一年、日本にとりましては明るい令和4年でありますようにご祈念申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。
良い新年をお迎えくださいませ。
令和3年12月30日
二方蒲鉾株式会社
代表取締役 二 方 道 正
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